宣教
9月26日「すくい上げられた石」
ヨシュア4:1〜9
偉大な指導者モーセの後、次世代のリーダーとして立てられたのはヨシュアでした。彼らは主なる神の導きに従い、荒れ狂うヨルダンの川を前に、その信仰を試されたのです。
かつて、葦の海を二つに割って人々をエジプトから救い出したように、神はヨシュアたちにも信仰による体験をさせたかったのです。その日、前世代が経験し、事あるごとに聞かされてきたように、海が二つに割れるという信じがたい光景を、彼らは目にすることになりました。
神はその経験を忘れず、次世代に伝えるために、12個の石を川底から取って記念とするようにヨシュアに告げます。彼らは言われたとおりに行いますが、なぜか、ヨシュアは別の12個の石を、今度は川底に積み上げるのです。この石は「今日までそこにある」と伝えられていますが、詳細はわかりません。この石は何を示しているのでしょうか。
川底から拾い上げられ、陸地に積まれた石と、陸地から拾い上げられて川底に積まれた石。この双方が意味することは、ある方の出現まで謎のままでした。その方こそ、救い主イエス・キリストです。
主は次世代である私たちに何を伝えたかったのでしょうか。