156センチの視線

9月26日「みんな特別」

 先週の木曜日、JCMNのサミットがオンラインで開催されました。このような集会は、通例であれば特定の講演者の話を聞いたりするものですが、私たちは「みんなが特別な人」ということで、「教会の本質に出会ってどうなったか、これからどうしたいか」というテーマで、それぞれの証を分かち合う小グループを持ちました。集まった瞬間からこのようにグループに別れ、それぞれが同じ持ち時間を使って証をするというのは、珍しいのではないかと思います。
 かつて、北西地区でもそのような集会を持ちました。テーマは「私が救われた経緯」でした。しかし、「そんなことでは時間が余るのではないか。」「しゃべれる人は限られる。」といった懸念が出されましたが、蓋を開けてみれば、全く時間が足りず、「もっと話を聞きたかった」「あの人がそんな歩みをしてきたなんて」という驚きと感動の声で満ちていました。
 もちろん、特別な方が特別な話をする集会も素晴らしいものですが、それしかないのはもったいない事です。初代教会では当たり前だった万人祭司の価値観を取り戻すため、教派を超え、牧師や信徒といった立場も超えて、全国の方々と祈りを共にできたことは、大きな喜びであり、恵みでした。