156センチの視線
10月17日「祈りに支えられ」
先日、刑務所で聖書の学びをしているとき、ある受刑者の方が言いました。「自分はもうすぐ出所ですが、出てから先生の教会の礼拝に参加してみたいのです。オンラインで礼拝を中継したりしていますか?」答えはイエスです。「教会でも皆さんのことをお祈りしているので、実際にオンラインでもお会いできれば、教会のみんなも喜ぶと思いますよ。」
その後、他の方々からも教会のことを色々と聞かれました。すると、後ろにいた職員の方が「先生の個人情報を聞くのは待ってください。」と参加者の方々に注意しました。クラスが終わってから、別の職員の方に「実際、どの程度まで開示してもいいのか、責任者の方に聞いていただいてもよろしいですか?」とお願いしました。
後日、再び刑務所に行くと、「前に伺っていた件ですが、特にルールはないそうです。」とのことでした。安心しました。もし、何らかのルールがあって抵触していた場合、対話形式のクラスから講義形式のクラスに変更することになったでしょう。その不安を打ち明けると、「教誨のクラスについては1回毎に報告書が上がってきます。先生の講義は評判いいですよ。」さらに安心しました!
これに奢らず、職員、受刑者の双方に福音が届くことを期待します。