宣教

3月20日「キリストのように」

エフェソ3:14~21
 聖書の目的は、主なる神のご計画を人々に伝えることです。それは、十字架の愛であり、復活の希望です。しかし、神の目的は私たちが天国行きのきっぷを手に入れることだけではありません。
 私たちが主イエスの姿に変えられていく、これが聖霊の働きだと聖書は語ります。では、それはどのように可能となるのでしょうか。
 パウロは祈りの中で、神ご自身が聖霊の働きを強めてくださること、そして信仰によってキリストご自身が私たちの内側に住んでくださるように、と祈っています。私たちはそのような祈りをしたことがあるでしょうか。そして、その祈りが現実となり、しっかりと愛に根ざし、愛にしっかりと立つ人になれるように、とパウロは神に願うのです。
 私たちが人を愛せるように努力したり、我慢したりする力を磨くのではなく、愛に根ざし、愛に立つ人とは、神の愛である主の十字架に結びついた人生のことです。私たちが愛を創造したり、理解しているのではなく、愛を創造し、完全に理解しておられる方に委ねることをはじめるのです。
 その愛は人間の理解を超えた愛であるため、何よりも、聖霊の助けが必要なのです。