156センチの視線
5月29日「不変の真理」
先週、「イスラエルはなぜ尖る?ーアメリカよりも振り切った国民性」というテレ東Bizの特集を見ました。イスラエルはハイテク関連のスタートアップ企業が多く、世界最大の市場であるナスダックでは第三位に位置しています。どうして、このようなことが起こりうるのか、そのことを詳しく解説していました。
結論から言うと、挙げられていた理由は、すべて聖書に基づくものであり、出演者も全員がそのことに触れていました。
まず、失敗を恐れない、どころか、自慢さえできるような風潮。これは人が罪人であり、間違いを犯す前提で歩んでいること、それでもなお神が決して見捨てないことの現れでしょう。そして、常に世界に目を向けていること。これは、イスラエルという信仰共同体ならではです。また、弱さではなく、強さを尖らせる教育。これは、弱さも神の与えた宝であり、そのことを他と比べて平均まで持ってくるような日本と違い、とにかくその人の良い部分を徹底的に伸ばし、弱さを通して神が働く余地を残すということでしょう。
イスラエルという国は新しい国だから、国自体がスタートアップのようなものだ、と解説されていましたが、彼らが新しいのではなく、ずっとそうなのです。世界中に散らされたユダヤの人々が、聖書と神によって勝ち取ってきた古くからの遺産なのです。