宣教

7月17日「プラスアルファ」

マタイ6:33~34
 聖書に記された最も多い命令は「恐れるな」です。ほとんどの場合、その命令の後には「なぜ恐れる必要がないのか」といった意味を含む祝福の約束が続きます。
 主イエスは日々の生活に困難を覚える人々を前に、思い悩むことが罪であると教えています。罪とは、神から離れた不信仰と自己中心的な状態を言います。主は彼らに言われました。「信仰の薄い者たちよ。」と。そして思い悩んでいる人々に対して「異邦人」つまり、神を信じていない人たちのようになっているよ、と諭すのです。
 主は他の箇所でも「髪の毛までも一本残らず数えられている」と、神が常に私たちに気を配っておられることに目を向けさせます。
 とはいえ、人間は思い悩まないで生きることはできません。ですから「思い悩むな」と教えているのです。私たちが思い悩んでいる時、それは神の素晴らしさ、豊かさから目をそらし、神不在の中にいることなのです。
 主は、私たちがいつも神中心になることを求めておられます。それは、私たちがいつも主の平安に満たされるためなのです。