宣教

11月6日「まことの糧」

ヨハネ6:34~40
 主イエスは男だけでおよそ5000人もの人々を、5つのパンと2匹の魚だけでお腹いっぱいにしてみせました。これは素晴らしい奇跡です。人々は、「この人についていけば、食べ物に困ることはないだろう」と予測し、主に従いました。
 日々の糧であるパンを求めて従った人々に、主がおっしゃったように「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」のです。体を満たすパンを求めることは誰でもしていることですが、魂を満たす霊的なパンを求めている人はどれくらいいるでしょうか。
 主は体を満たそうとパンを求める人々に、あなた方に必要なのは神の与えるパンだと教え、そのパンとはご自身であることを告げました。
 体が満たされていても、霊的に満たされていないことを聖書では不健康だと教えます。そして、霊的に満たされるためには、主のもとに来ることだというのです。そこには飢えがなく、渇きもないという素晴らしい祝福が待っているからです。
 やがて私たちは着ている体を脱ぐ時が来ます。その時、私たちにできるのはたった1つのことだけです。それが、復活の主にすべてを委ねる、ということなのです。