156センチの視線

1月22日「祈りの系譜」

 先週、水曜日に奥羽教区の財政検討会議に委員として出席してきました。少子高齢化などの社会的要因や信仰継承の難しさから、減少傾向にある教区財政に対して変化を求めるために、意気揚々と出かけていきました。
 会議の途中、長きにわたって教区事務所の働きを担ってこられた高橋さんが、私たちが問題として提示した部分を丁寧に、そして熱い思いを込めて解説してくださいました。もし、彼女の説明がなければ、会議はとても殺伐としたものになり、具体案が示されないまま消化不良で終わっていたことでしょう。しかし、これまでの経緯と歴代の財務担当者や議長たちが苦心して出された結論が根底にあったことを知ると、自分自身の不勉強を反省せざるを得なくなり、今まで教区に対して非協力的だったことを悔い改めることとなりました。
 ひとまず、教区内全教会のIT化を進めてはどうだろうかというひとまずの具体案が出て、その提案が常置委員会へ提出されました。
 もし、この意見が通っていくならば、それはIT化の技術担当、および相談窓口に自分がなっていくことを意味します。今度は非協力的ではなく、自分から提案したもの。その思いは主から与えられたものと信じます。 牛山