宣教
3月31日「約束を信じて」
ルカ23:50~24:12
主イエスの十字架は多くの人々の人生をつくり変えてきました。そして、これからも変え続けていくことでしょう。当時も、つくり変えられた人たちがいました。
主の敵対者として登場する律法学者や議員の人々の中にも、主と出会い、十字架を前にして、信仰が確かなものとなった人々がいました。議員のヨセフ、そしてニコデモの二人が、主の遺体を引き取ったのです。
聖書では、さらっと書いてあるこの出来事は、実は大変なことで、彼らはおそらく議員と律法学者を続けていくことは困難だっただろうと思います。なぜなら、彼らの同僚のほとんどが主の敵対者であり、教会の迫害者だったからです。
そして、墓の中に主を求めていた婦人たちもまた、決意を持って墓に向かった人々でした。彼女たちが主の信奉者であると分かれば、何をされるか分かりません。それでも、彼女たちは墓に向かったのです。
十字架の出来事は、罪の赦しの自覚と信仰者の決意を促し、そこに復活のわざが起こってきました。ありえないことを、ありえると信じて生きる豊かさ。そして、消え去ることのない確かな希望。それが福音のもたらす力です。
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