宣教
7月7日「神が報いてくださる」
マタイ6:1~4
人に評価されること、これはとても気持ちの良いものです。主イエスは、町の至る所でそのように評価されている人たちを見かけられたのでしょう。「あの人はすごい人だ」という賞賛の声こそ、彼らが受けている報いだとおっしゃったのです。
主は善行を否定されたのではありません。良いことをして評価される、という常識を超えて、さらに豊かな世界を見せようとされたのです。それは、天の父なる神が報いを与えてくださる、という世界です。
あなたが人知れず行った良いこととは何でしょう。しかも、未だに誰にも知られず、評価されていないものはあるでしょうか。もしあるとすれば、それが聖書の御言葉に沿った行いであったなら、必ず神は報いてくださる。これは約束です。
例えば、人を愛すること。これを隠れて、誰にも知られないように行うことはできるでしょうか。施しを人に知られないように実行することは果たして可能なのでしょうか。相手がいる場合、どうすれば隠れることができるのでしょう。しかも、自分自身にも知られないように、との命令まである始末です!
主は、このことを強調されました。人々は非常に驚いた、とあるように、この約束は私たちの理解を遥かに超えています。なぜなら、隠れて善行を行えるのは、主だけだからです。