156センチの視線

10月6日「教会の本質」

 先週の月曜日、北西地区の教師会、その後に地区委員会がもたれました。いつも通り、業務連絡や各教会の報告、祈りの課題などが出され、出席者が少なかったこともあって早々に教師会が終了しました。
 その後、地区委員会では、11月にもたれる信徒研修会について話し合われました。今回は、それぞれの参加者が「いかにして救われたのか」をグループごとにシェアし、その個性に満ちた主の救いのみわざから本質を探り、伝道について考えることをテーマとしました。
 その話の流れから、教会形成の話になりました。そこで、JCMNの額田先生がされている、岡山と小樽の二つの教会の牧会スタイルについて証をしました。使徒の働きにある牧会スタイルです。教会の個々人が霊的に自立し、聖霊に導かれながら主の弟子を育てていくこと。貢献者として主がお選びになったお一人おひとりを、消費者にしてしまった教会の歩みを省みて、まず牧師が変わる必要があるのだと話しました。
 静まり返った会議の場で、地区長が言いました。「その話を信徒研修会で聞かせてほしかった。」教会の本質を求めて7年。北西地区の教会にも、主が初代教会の本質を学ぶ道を拓いてくださったことを感じました。
 教会が大変だ、と危機が叫ばれる世にあって、そのような時だからこそ、人の力が及ばないからこそ、主がご栄光を現してくださるのです。