156センチの視線
11月17日「神の計画」
幼い頃、アパートの小さな一室で集まって主を礼拝する群れの中にいました。父に連れられて参加した礼拝で、そのアパートの前の公園で遊んでいたのをよく覚えています。その群れにいた信仰深いご夫妻は、幼い私が将来牧師になるビジョンを与えられて祈り始めました。
やがて、罪の奴隷として様々なことを経験しました。さらに、母の突然の余命宣告。どん底で、自力ではどうにもならない人生に白旗を上げ、自らの意思で救いを求め、教会の扉を開きました。
2006年11月18日、はじめて主イエスに「教会の人々が言うように、あなたが本当に救い主だとしたら、私の人生をどうにかしてください。」とみ前にひれ伏しました。その時、聖霊体験の中で「すべてを益にしてあげるから、牧師になりなさい。」と召しを受けました。それが神からの声なのか、自分の内側から出たものなのか分からず、聖書を学ぶようになってからも迷走を続けました。しかし、つまづくたびに、やはりこの道で間違いないんだ、という体験が与えられてきました。
ハワイに、そして青森に導かれ、高校に、刑務所に、と遣わされるたびに、私が出会うべく神に用意された方々とお会いしてきました。
こんなことを、あの物心つく前から想像できたでしょうか。どん底で展望できたでしょうか。神の計画はあまりにも壮大で、綿密で、複雑です。そして、主は今もおっしゃっています。「あなたがたは今は分からないが、後で知るようになる。」と。