156センチの視線
2月16日「人生の説明書」
小学生の時、タミヤからミニ四駆が発売されました。段ボールで自宅にコースを作り、週末は友人たちと橋をわたった大田区まで、大きなサーキットのある模型店に足を運んで楽しんでいたのを思い出します。
小学6年生が電気の仕組みを理解するために工作する理科の教材を、息子が器用に組み立てているのを見て、ミニ四駆をやらせてみようか、と考えました。「模型店に行ってみよう」とミニ四駆のことを説明してみましたが、それが何かを知らない息子は乗り気ではありませんでしたが、暇だったのでついてきてくれました。
気に入った車種を購入し、自宅で組み立て始めると、夢中になっていました。ギアボックスを組み立て、シャフトを入れてモーターを配置。さらに、ドライバーでネジを締め付ける様子を見ていると、新しい可能性が拡がっているな、という印象を受けました。
そんな時、父なる神の視点が与えられました。子である私たちが新しいことに挑戦する姿を見ている時の気持ちでしょう。やったことのないことですから、当然失敗もします。しかし、聖書のごとく説明書と格闘しながら、私に質問しつつ、与えられた才能を伸ばして楽しんでいる姿は、言葉にならない感動を与えてくれました。
聖霊に導かれ、世界中の教会が新しいことを始めています。初代の教会では普通だったものでしょう。しかし、私たちには知らないことです。説明書である聖書と神の導きが必要であり、何よりこのチャレンジは神の喜びだと理解しました。