宣教
2月2日「最も良いもの」
マタイ7:7~12
求め、探し、叩く。そうすれば、望みのものが手に入る。主イエスはそのようにおっしゃいました。あなたが今、一番望んでいることは何でしょう。そう聞かれて、あなたが思い浮かべたもの、それがあなたの信仰の対象です。
この聖書の箇所を、私たちの欲しいもの、と読むならば、主のおっしゃったことの半分も理解できていないでしょう。そして、それが手に入れば喜び、手に入らなければ沈むだけです。それは自己中心の現れだからです。聖書は私たちが自己中心から解き放たれ、神中心に歩んで圧倒的な事由と平安を手に入れることを伝えており、主もそのことにフォーカスされたのです。
事実、ルカの同様の箇所の最後は、聖霊を与えてくださる、という言葉で締めくくられています。つまり、聖霊を求めることは、神の視点から見た最上級の贈り物だということです。
唯物的なものを手に入れたとして、それで永遠の命、平安、自由が与えられるでしょうか。そうではなく、唯物的なものを手放してこそ、神を第一に置くことができるのです。これが、神の国と神の義を求めるということに続く、主の教えの焦点です。
主は祈りを必ず叶えるとおっしゃった、十字架で命を捨ててくださった、後で分かるとおっしゃった。数々の約束を魂の領域で理解するために、聖霊の満たしを求めましょう。