宣教
2月12日「色眼鏡を外して」
創世記1:31 Iテモテ4:4,5
「既視感(デジャヴュ)」という言葉があります。一度も経験したことのないことが、いつかどこかですでに経験したことであるかのように感じられることです。わたしたちの心の奥底に住み着いているのに、自分でも気づいていない怪物ともいえます。それが、「障害者のみならぬ、差別と偏見」、「優生思想という亡霊」として現れてきます。これこそが、主イエスの福音と対極にある排除そのものです。
わたしたちは生活の中で、たくさんの誤った思い込みに捕らわれています。それがわたしたちの人生を支配し破壊することの何と多いことでしょう。わたしたちが「幸福の条件」と信じ込まされているすべてのものが、サタンの罠でなくて何でしょう。
「神はお造りになったすべてのものを御覧になった。見よ、それは極めて良かった。」とあり、「神がお造りになったものはすべて良いものであり、感謝して受けるならば、何一つ捨てるものはないからです。神の言葉と祈りによって聖なるものとされるのです。」の御言葉を噛みしめたいものです。
「今ここに 神の最善あるを知り 色眼鏡捨てて 感謝を生きる」