宣教
12月6日「成就される言葉」
ルカ1:5〜25
ザカリヤとエリサベトに子どもが生まれる。それは、年老いた夫婦であり、なおかつ子供の産めない体であった妻を持つザカリヤにとっては信じられないことでした。もちろん、子どもを欲したことはあったでしょう。しかし、諦め、祈りの言葉さえ忘れてしまっていたかもしれません。しかし、信じることのできなかったザカリヤに天使は言いました。神の言葉は「時が来れば実現する」のだと。
長い間祈ってきてもなかなか実現せず、忘れてしまったり、諦めてしまったことはありませんか。それはエリサベトにとっては恥に思えるようなことだったのです。恥を抱えたまま生きることの辛さを感じながら、もはやそれは墓まで持っていくというような解決しない問題のように思えました。しかし、神は不可能を可能にする方。時が来て、この夫婦の願いは実現しました。
しかも、この夫婦は、もし子どもが与えられても、どのような子どもになるかまで想像ができたでしょうか。神の言葉は人の思いを遥かに超えて実現し、なおかつその将来にまで影響を及ぼします。
諦めた祈りがありませんか?今一度、神の時を待ち望みましょう。