156センチの視線

3月7日「背後の祈り」

 先週、東奥義塾の卒業式に出席しました。コロナウィルスの影響を受けて、式典の内容も少し変更されているようでした。
 在校生代表と、卒業生代表生徒、それぞれのメッセージを伺って、双方ともに猛威を振るう新型ウィルスによって、様々な学校行事、部活動などの制約を受け続ける年であったことを吐露していました。しかし、そういった困難を経験したからこその力強さを感じました。
 塾長のジョン先生は「あなたがたは世にあって苦難がある。しかし勇気を出しなさい。私はすでに世に勝利している。」という聖書の御言葉から式辞を語られました。苦難は避けて通りたくても避けられないものとして突然やってくる。しかし、勇気を出すようにという主の言葉がこれまでの歴史の中でどれほど人類を鼓舞してきただろうか、と語ってくださいました。東奥義塾で毎朝のように聖書の御言葉から神の愛に触れてきた方々です。自分の力ではどうにもならないような試練の時、ご自身のもとに来てほしいと私たちを待っていてくださる天の父のことを思い出してもらいたいと切に願いました。
 今年も一年間、東奥義塾での奉仕が守られ、祝福のうちに終えられたこと。これは背後の祈りなしには不可能なことでした。心から感謝いたします。