156センチの視線

4月25日「はじめの愛に」

 今年度から、礼拝の説教前に子どもたちに向けてショートメッセージを語るようになりました。大人の御言葉と同じ箇所を選び、子どもたちのためにメッセージを考えるのは簡単ではありませんが、とても楽しいことです。
 短いメッセージを語ることになれていない牧者が多いのか、地区の会合では、新たに北西地区に来た牧師先生たちは、「3分で御言葉を語ってください。」という宗教主事からの申し出に困っているようなことを口にしていました。そんな方々を見ていると、私も初めて外部でショートメッセージをした日のことを思い出します。
 サムエルやダビデ保育園、東奥義塾や聖愛中高の朝礼拝でショートメッセージを担当するようになってから、短いメッセージの中に、いかに福音を織り交ぜるかに悪戦苦闘しつつ、いつのまにか訓練されてきたようです。今では、ショートメッセージで緊張することはなくなりましたが、逆に、初心を忘れてきたのも事実です。
 新しい年度も、私を新しくつくりかえてくださる霊なる主に信頼して一歩踏み出しました。