宣教
10月17日「下にいる神」
出エジプト17:8-16
聖書は私たちが戦場にいることを教えてくれます。あなたは神の武具を身に着けて、悪魔に対抗する戦士です。その戦い方はユニークで、想像もつきません。モーセたちはアマレク人という大きな壁を前にして、まさに戦いが始まろうとしています。神はモーセを通して人々に何と命じたでしょう。用意するのは人一倍大きな武器でしょうか、貫かれる恐れのない防具でしょうか、それとも歴史上の戦いのように、優秀な軍師が立てられたのでしょうか。いえ、違いました。
神がモーセに語ったのは、杖を持って山に登り、手を上げ続けるということでした。直接戦いには参加しません。遠くで手を上げているだけです。最前線から不平が聞こえてきそうです。しかし、結果として彼らは勝利を手にしました。
この戦いは、私たちに世の荒波の戦い方について教えています。モーセの傍らには支える人々がいました。手を上げて戦うモーセの下には岩が据えられました。神はそのことを記念するようにと、モーセが座っていた岩に「神の旗」と名付けるように命じました。岩が旗とはどういうことでしょうか。聖書に一度きりしか登場しない特別な言葉です。その意味について、一緒に学んでみましょう。