156センチの視線
11月20日「Not religion but love」
CCMN(セルチャーチ・ミッション・ネットワーク)のサミットがマレーシアで開かれ、300人近い人たちが参加しました。テーマはNot religion but love。その意味は、「宗教ではなく愛」です。
日々、メディアが取り上げるカルト宗教の問題、家庭崩壊の問題、そこには宗教を愛し、家族や人々を愛さなくなってしまった人たちの姿が浮き彫りになっているように思います。
主イエスの時代、人々はお決まりの宗教儀礼をこなし、それができない人々を罪人として郊外に追いやり、差別と貧困の中に置き去りにしていました。宗教が関心を寄せなかったそのような場所に主は自ら出向き、話を聞き、問題を解決するためにみわざを行われたのです。
牧師、神学者、聖書学者にはごく一部の人しかなれませんが、主はおっしゃいました。「すべての人々を私の弟子にしなさい。」実のところ、神はすべての人を牧師や神学者にしたいのではなく、ご自身のように、他者に仕え、愛することができる人を求めておられるのです。
CCMNのサミットの様子をうかがって、再びそのことを確認することができました。 牛山