156センチの視線

5月28日「楽しい時」

 私が受け持つ東奥義塾の授業の中で一番好きな時間があります。それは、グループ・ディスカッションを早めに終えた生徒たちと雑談をする時間です。
 ある時は、生徒が手にしている割れたタブレットの話。ある時は進路の話。またある時はラーメン屋の話。他愛もない話題のようですが、大切な生徒との交わりの時です。
 しかも、今年度から聖書科の定期試験がなくなり、授業中の評価が全てになったことで、グループワークが多くなり、交わりの時間も増大しています。これは本当に嬉しいことです。
 特に、今年は3年生を担当させていただくことになったので、2年生よりも成熟した、最上級生という印象を強く感じます。学校生活にも慣れて、聖書の話題にもある程度ついて来ることができるのです。
 何よりも、十字架と復活という聖書と信仰の根幹をなす知識については、前年度の先生方の労苦によって、ほとんど完璧に答えることができるようになっていて、嬉しい限りです。
 卒業前までに、主の素晴らしさにますます触れられるように、教会の背後の祈りをよろしくお願いいたします。  牛山