156センチの視線
8月6日「御国への招き」
先週の火曜日、川崎に行ってまいりました。幼い時から大変お世話になってきた母の兄である伯父が急に倒れ、食事ができない状態になったと聞いたからです。
早稲田大学の元応援団長であり、祖父が一代で建て上げた三五紙業という東芝や明治製菓のダンボールを作る会社の代表として、また高砂部屋の後援会長として、何よりも親戚中から慕われるリーダーとして、尊敬してきた憧れの方です。いつも自分のことよりも他者のことを気遣い、ユーモアに溢れ、まるで主イエスのようでした。
あと2,3日と聞いていましたが、病室に入り、意識の無くなった手を握って癒やしと永遠の命の希望について感謝を宣言しながら祈りました。その後、病室を後にしましたが、その後、意識が戻り、話ができるようになり、経口摂取できず、それまで点滴による栄養補給だったにも関わらず、アイスを食べたいということで、口にしたと報告を受けました。
ベッドサイドには伯父の次女である私のいとこがいましたが、彼女は香蘭女学校という聖公会の学校を卒業しています。横で福音を聞き、祈りを共にできたことは、加えて与えられた神の義でした。
これからどうなるか分かりません。しかし、主が御国への扉を開いてくださった気がしました。 牛山