宣教
8月13日「剣を鍬に、槍を鎌に」
イザヤ2:1~5 マタイ6:9~15
8月は、「平和の月」として、平和のために、全国の心ある人々と共に、平和のために祈りを合わせ、考え、行動する時と覚えられています。そしてこの8月は、日本にとって、日本の教会にとっても、決して忘れてはならない、日本の教会の、悔い改めと平和のための宣教の原点とも言うべき日です。
78年前のこの時、そしてこの月のことを、「八月や六日九日一五日」と謳っていることは有名です。二つの原爆と,敗戦記念日です。そしてこの8月は戦後日本の今を生きるわたしたちが、決して忘れてはならない、平和を生きるための原点です。
全世界が、愚かな歴史をなぞるかのように、時を後ろに向かって進めているかのようです。ニューヨークの国連本部の広場の「イザヤの壁」に、『彼らは、剣を打ち直して鋤とし 槍を打ち直して鎌とする』の御言葉が刻まれています。
世界中の多くの人々が、日毎に祈る『主の祈り』は、「われら」の言葉が繰り返されます。「共に生きることの宣言」が、『主の祈り』です。 主イエス・キリストを通し、神の家族とされている私達です。持てる武器を、「共に生きる鋤と鎌」に変え、歩む祈りに帰る時です。平和は、他の誰かがもたらすものではなく、わたしたちに委ねられた使命なのです。