宣教

5月19日 ペンテコステ記念礼拝「呼び求める声」

ローマ10:13-17
 主の名を呼び求める者は救われる。これは聖書が語る真実です。そして、呼び求めるためには誰かが呼び求める対象を教えていることが大前提です。
 私たちも、先に呼び求めて救われた誰かから、主なる神、生けるキリストの話を聞いたのではないでしょうか?だから、人生のどん底で、その主の名を呼び求めたのです。
 結果はどうだったでしょうか。神のことを知らず、聖書も開かず、神の名前くらいしか知らなかったとしても、神は私たちの叫びに応えてくださったはずです。だから今があるのです。
 教会の歴史は、あのペンテコステの日から変わることがありません。変わったことといえば、賛美の種類、礼拝形式、建物のデザイン、その他、別に変わってもいいし、極端に言えば無くてもいいものです。教会の本質は、救いが与えられ、人が変革されることです。今こそ、その本質を取り戻す時です。
 そして、主の不在を嘆き、しかし御言葉の約束を信じ、叫び続けた120人ほどから始まった教会は、今もなお、人々の叫びに敏感です。なぜなら、主の名を呼び求める人の変革が起こり続けているからです。そして、その変革が見たい、という叫びを持っているのもまた、教会だからです。
 あなたは教会の歴史の最前線にいる人。あなたに至るまで、星の数ほど多くの方々が叫び続けてきた景色を、あなたは見ているのです。