宣教

2月11日「〜故に、わたしは生きる」

創世記39:21〜23 ヨハネ14:15〜19
 わたしたちの人生はどのようにして形成されるのでしょうか?よくご存じのように、まずは幼い頃からの養育者との関係により、環境により、学習によって自分の内に人生を取り込みます。その結果、多くの人は「自分の信じているとおり」の人生を過ごすことになります。結果、自分の人生を自分が選ぶということになります。
 人生は、「学び」である以上に、「真似び」であることになります。しかしこれは絶対的なことではありません。聖書はわたしたちに、「関係」は「選び」によっても開かれると語ります。「わたしがあなた方を選んだ」(ヨハネ15:16)と主は語られます。この選びを信じ、キリストへの「真似び」に生きるのです。新しい時の中の自分に出会うことができます。
 ヨセフは兄弟たちに憎まれ、エジプトに売られましたが、エジプトの宰相にまで上り詰めます。
 そのキーワードは、「主がヨセフと共におられたので…」です。イエス様は、「わたしが生きるので、あなたがたも生きることになる」と言われました。誰と共に歩むのか?それが人生において最も大切なことなのです。「インマヌエル」こそ、人生の原点です。あなたはどこに、だれと共に?「生きるとは愛と自由の原点のインマヌエルの内にこそあれ」