宣教

5月17日「能力によらず」

 ヨハネ1:10〜13
 主イエスが人となって私たちのところに来られたのは、ご自身がいつも一緒にいることを悟らせるためであった、とも言えると思います。キリストの誕生前、主はすでにこの世界におられたように、今もなお、主はここにおられます。そして、聖書の御言葉と神の救いの物語を通して、私たちにご自身を啓示しておられます。
 主から与えられた福音を、人々に届けたいと願う時、私たちは自分の能力を最大限に発揮しようと努めます。ある人は祈りに熱くなり、ある人は訪問し、ある人は集会を持つでしょう。それは、主がその領域であなたを輝かせるために与えた方法です。しかし、そのことに秀でていたからといって、救われる人が日々起こされるわけでもありません。そうです。救いはあなたの能力によって与えられるものではなく、神の与えるものだからです。
 ですから、あなたが福音を宣べ伝えたい人のことも、主に委ねましょう。人の救いは神の物語であり、神のみ心です。あなたの能力が及ばないから救われないのではありません。すべて、主が責任をとってくださいます。
 あなたも、そうして救われたのではなかったですか?