宣教
12月20日「救い主の道」
箴言3:6 マルコ1:1〜8 メリークリスマス!救い主の御降誕をたたえます。
福音書の中で、唯一、主イエスの誕生の記事が書かれていないマルコによる福音書。4つの福音書に共通して書かれても良いはずの出来事ではないかと思いますが、同じ時期に記すものとしてマルコが選んだのは洗礼者ヨハネの記事であり、これが4つの福音書に共通して書かれています。
すでにお生まれになった救い主を尻目に、人々は洗礼者ヨハネこそが救い主ではないかと困惑し、全土からやってきて次々に悔い改めの洗礼を受けていくのです。それは、一人の人の御言葉に対する忠実さからスタートしました。その御言葉とは、「主の道をまっすぐにせよ。」とのみ声でした。
御言葉をまっすぐに受け取れない時があるでしょう。実際、救い主が宣教を開始されても、その方が救い主だと受け止めることができなかった人々の姿が記されています。特に、失うものが多かった人々は皆、救い主を拒絶しました。付き従う弟子たちでさえ、眼の前のお方が救い主であることに半信半疑だったと思います。
クリスマスの今日、あなたは救い主をまっすぐに受け入れることができますか?