156センチの視線

6月20日「父なる神の目線」

 妻が自動車教習所に通い始めて一ヶ月近く経ちました。妻が不在の時には、子どもたちと一緒の時を過ごすチャンスです。
 先日はパエリアを作りました。いつもは簡単に炊飯器で作るのですが、今回はフライパンで挑戦してみました。
 予想通り、フライパンでご飯を炊くのは難しく、上の方は少し芯が残ったような感じになり、下の方は柔らかくなりすぎたようです。最後に混ぜた後、少しだけ強火で水分を飛ばしましたが、納得の出来には程遠いものになってしまいました。
 スプーンを握って待つ子どもたちの前にフライパンを持ってくると、大好きなエビやイカが乗っている様子に興奮していました。私が「ちょっと失敗しちゃったよ。」と言うと、「そうなの?」と。しかし、いざ食べ始めると「美味しい!」「どこが失敗なのか分かんないよ!」と残らずたいらげ、何度もおかわりしてくれました。
 そんな子どもたちの姿を見ていると、父なる神の愛を感じることができました。「たとえ、あなたが失敗だと思っていても、私はそうは思わない。」まるで主の声が聞こえてくるようでした。素晴らしい時間をくださった主に感謝です。