宣教
1月9日「キリストに倣う」
詩編41:10 ヨハネ13:12-20
この年、日々の歩みの中で、教会とわたしたちが、キリストの証人として歩みを祈る中で、心に留めなければならないことは何でしょうか。それは、「キリストに倣う」以外のことではありません。
「インマヌエル」の恵みに支えられつつ、「わたしの時はあなたの御手にあります」、の御言葉に生きる歩みです。それを生きた一人がフランスの神父、アベ・ピエール神父です。「それでも、永遠なる神は愛である」「それでもわたしたちは愛されている」「それでもわたしたちは自由である」がそれです。
主は、十字架につけられる前日の木曜日、最後の晩餐の席で、事もあろうに、弟子たち全員の足を洗われました。上着を脱ぎ、腰に手ぬぐいを巻かれたた主の姿は奴隷の姿そのものでした。
主は「ご自分の時(十字架につけられる)」が来たことを知り、「弟子たちをこの上なく愛し抜かれた」姿が出来事となったのです。
時を経ずして、それほどまでに愛された弟子たちは、ユダ、ペトロのみならず、全員が主を裏切ったのです。その彼らに、彼らの言動を知りつつ、主は、「わたしがあなた方にしたとおりに、あなたがたもするように」言われたのでした。主に従うこととは、主に倣うことに他なりません。あなたは⁉