156センチの視線

6月5日「支えと祈り」

 今日のペンテコステ記念礼拝は康伝道師の弘前西教会の担任教師辞任の記念説教となります。弘前に、教団紛争で教師籍もないまま、私と妻は実家の茂森町で、両親に助けられつつ伝道を開始しました。早いもので48年になります。無謀と言われる中で、妻が22歳、私が28歳の時でした。
 ただ信仰だけでの出発でした。神様がどうにかしてくれると信じての伝道開始でした。今考えると、何も無いようでいて、すべてが備えられていた始まりでした。妻がいて、優子さんがいて…、父と母の礼拝出席➡会堂移転➡土地建物購入➡会堂建築➡浪岡伝道開始➡土地会堂購入…。
 その間に、義塾での働き、サムエル・ダビデでの働き、石沢医院での働き…いのちの電話開設等…。
 そのどこにも妻の祈りと支えがありました。時には、私以上に決断が早く前向きで男前でした。よく、「先生!半分は奥さんの力ですね!」と知ったかぶりをして言う人がいます。「失礼な!80%だ!」とわたし。支えられ祈られつつ、浪岡に移っても、変わることなく弘前西教会と教会員への祈りを捧げ続ける日課の中です。この日を迎え、今一度振り返る時が与えられ感謝が溢れます。開拓当初からのメンバーは洋治さんと済子さん。いつも、愛の主が共に、愛の主と共に‼です。  石川