156センチの視線

12月24日「目の前の大切な一人」

 先週の日曜日、コロナウィルスの影響によって3年間は教会に来ている子どもたちとだけ祝ってきたキッズクリスマスを、他の方々にも呼びかけて行うことができました。
 今回、嬉しかったのは、近所の子どもたちがたくさん来てくれたことでした。
 JCMNのコアチームになって、様々な地域の教会に関わるようになると、どこの教会からも「子どもがいない」という声が届いてきます。しかし、集められた子どもたちを見ていると、本当にそうだろうか、と思ってしまうのです。
 信仰の継承はとても大きな課題です。そして、過去の事例を踏まえてみても、そのことがうまくいったという体験を日本の教会は持っていません。現在の状況を見ると、キリスト教国の仕組みを持ってきただけに過ぎない日本の教会の弟子育成は失敗に終わったと言ってもいいでしょう。
 子どもはいるのです。たとえ少なかったとしても、そこにいるのです。主はお一人で世界を変えてしまわれました。その主がおっしゃるのです。「あなたがたはもっと大きなわざを行うようになる。」と。
 目の前にいる一人。それは大人も子どもも変わらない、主の目線なのだと感じます。  牛山