宣教

2月4日「人生の土台」

マタイ7:24~27
 クリスチャンともなれば、そして信仰生活もながくなれば、大好きな聖書の言葉の一つくらいあるものでしょう。聖書は、そして神の言葉は私たちに希望を与えてくれるものです。
 主イエスは、生活に苦しみ、圧政に嘆き、宗教的束縛に疲れた人々を前に、新しい教え(実際には昔からある本質的なものだが)を伝え、人々を驚かせました。そして、締めくくりに、家の土台のたとえ話をされたのです。
 ここで、主が2つの強調点を置かれているのは、どこに家を建てるか。つまり、人生の土台をどこに据えるか、ということ。そして、試練が襲ってきた時の倒れ方の点です。
 砂上の楼閣として有名なこの御言葉は、聖書が真実であることと、主が誠実な方であることを示しています。十字架を前にして、「世にあっては苦難がある。」と弟子たちに教えられた主は、ここでも同じように語るのです。
 雨や川、風といった災難が降りかかってきたときにこそ、日々の土台の強さが試されるのではないでしょうか。山上の教えを思い巡らせて、今日、土台を建てあげましょう。