宣教

2月11日「人生はこの杖一本で」

 出エジプト4:18~20  マルコ6:8~13
 あっという間に2月、神様から与えられた「この日々」を、どのように過ごして来ましたか。「この私の人生の中心は、何であり、この年をどのように歩んで来たのだろうか?」また、「これに続く1年」をどのように過ごそうか?」と軌道修正を考る中で、思い出されたことがあります。
 一人の盲目の牧師が自分の人生を省み、「信仰の杖一本の旅枕」と詠んだうたです。わたしたちは何をもってこの1年を歩み出したでしょうか。いるでしょうか?聖書は、「主と共に、主が共に、主に愛されている自分と共に」の、インマヌエルの恵みを私たちに示します。主の約束になるこの年、私たちは、どんな時も、「神共にいます」の恵みの中なのです。
 モーセが神様に召し出だされた時、彼が持っていたのは、羊飼いの杖1本でした。「信仰の杖」です。モーセの歩みは、この杖なしにはあり得ません。イエス様はご自分を、「わたしは良い羊飼いである」と言われました。そして、弟子たちを遣わすにあたり、「杖1本のほか何も持たず」出かけるようにと言われました。
 モ―セの杖こそ、信仰です。主イエスに従う信仰の杖一本の「身軽な旅」、「愛と信仰の旅」へと自らを取り戻しましょう。この杖一本の旅へと。