156センチの視線

「委ねる祝福」

 「花は咲くときには頑張らない。ゆるめるだけ」の言葉に触れ、不思議なぬくもりを感じ、心が豊かになりました。曹洞宗の開祖道元の「放てば手に満てり」の言葉を思い出しました。
 いうまでもなく、聖書もこのようなことを「委ねる」という言葉で表現しています。信仰とは委ねること、愛は信じることに他なりません。「主に自らをゆだねよ。~あなたの道を主にまかせよ。信頼せよ~」(詩編37)「あなたの業を主にゆだねれば 計らうことは固く立つ」(箴言16)他。
 イエス様ご自身が十字架で最後に、「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」(ルカ23:46)言って息を引き取られました。」
 いつも頑張ってきたわたし、力任せにこじ開けようとし、思い通りにならずに機嫌が悪く、怒りに満ちてきた自分に気づきます。そういえば、イエス様の歩みは頑張る歩みではありませんでした。「ゆるめ」「放ち」「ゆだねる」祝福に歩む大切さに出会い感謝しました。いかがですか?主にゆだねる歩みを共に!