156センチの視線

10月23日「救いの計画」

20日の木曜日、プロ野球のドラフト会議がありました。毎回、数名の選手のご家族が、これまでどんな道のりを歩んできたのかを紹介する「お母さん、ありがとう」という再現ドラマが放送されます。
 プロ野球選手になる、という夢。しかし、厳しい練習の日々と家庭内に起こった凄まじい問題の中で、いつの間にか夢とは自己実現ではなく、ある選手にとっては、母への恩返しであったり、また、ある選手にとっては、亡き父との約束であったり、と変化していったようです。
 聖書の登場人物のヨセフは、家族が自分にひれ伏すことを連想させるような夢を見ました。それが原因で兄たちに憎まれ、エジプトに奴隷として売られ、囚人となり、最終的には王の側近としてエジプトの国政を任される人物となりました。そこに、食糧危機に瀕する家族が来て、自分にひれ伏したのです。ヨセフは、自分がエジプトに先に来たのは、「大いなる救いに至らせるため」の神の計画だったのだ、と兄たちに打ち明け、あの夢の意味を悟り、号泣しました。
 ヨセフの見た夢は、神の計画を実現するための手段を見せただけに過ぎませんでした。その計画とは、救いです。神の目的は、人にビジョン(夢)を与え、それを通して、他者を救うのが目的なのだとあらためて感じました。