宣教
1月8日「新しい道を通って」
箴言1:7 マタイ2:10〜12
天使の歌声に感激してベツレヘムにかけつけた羊飼いも、星に導かれ遠い道を旅してきた博士たちも、「非常な喜びにあふれ」ました。人生最高の時を迎えた彼らでしたが、これからが始まりです。
降誕劇はここで終わっても、羊飼いと博士たちの人生も、合格、就職、結婚がそうであるように、始まりの地点に立ったにすぎません。飼い葉桶のイエス様に出会ったことは、かつてなかった新しい時の始まりです。そうしなければ祝福は災いに転じかねません。世はそのようにして愚かな歴史を繰り返しました。「羊飼いたちは、~神をあがめ賛美しながらかえって」いきました。ここに、博士たちが通る「別の道」が示されています。どんな素晴らしい出来事も、今までと同じ歩みの中でなら意味を失います。有名な、「狭い門」、「主を畏れることは知恵の初め」もこのことを示しています。今までと「別の道」、新しくされた者の道を歩むことです。すべての時が、「御手の中」にあることを告白しつつ、感謝と賛美の道に歩むようにと、わたしたちは招かれています。虚脱感や怒り、人との比較や不平から解放してくれるのは、インマヌエルの恵みの中なる、賛美と祈りの「新しい道」なのです。