宣教

9月17日「幸せになるために・十戒②」

 出エジプト20:3 マタイ6:24
 イスラエルの民を奴隷状態から救い出し、荒野という人間の努力ではどうにもならない場所で人々を養い、ご自身が信頼に値する方であることを証明してくださった神は、同じように主イエスの十字架と復活によって、私たちに救いの道を用意し、どれほど深い愛で導いておられるかを示してくださいました。その前提があって、人は愛に応答できる存在だということを神はよくご存知です。
 十戒の第一戎、「あなたには、わたしをおいてほかに神があってはならない。」という御言葉は、信頼に値する方、主であるイエス・キリスト以外を神として仕えていくことが、人間にとって望ましくない結果につながっていくことを排除する、神の愛の視点があるのです。主は「神と富」という対象的な物事を対比させ、私たちが仕えるべき主人を明白にします。
 ここでいう富とは、お金のことを指していますが、お金を主人として仕える人生と、神に仕えて富を支配する人生には大きな違いが出てきます。あなたが仕える方は、時と場合によって価値が変わってしまうような紙切れではなく、昨日も今日も、永遠に変わらない愛で、あなたを見つめておられる方なのです。