宣教

7月12日「わたしたちの力」

イザヤ2:4〜5 エフェソ6:10〜19
 「力」という時、あなたはどんな力を思い浮かべますか?あなたにはどんな力がひつようですか?困ったとき、疲れた時、辛い時、苦しい時、非難された時、誤解された時…、苦難とも言うべき時が訪れた時、あなたはどのように考え対処しますか?
 わたしたちの心に思い浮かぶのは、相手を、「ギャフン」と言わせる、威力に満ちた、相手を文句なしに屈服指せる力ではないでしょうか? 翻って考えてみましょう。それでは、イエス様の武器は何だったのでしょうか?「イエス様だったら?」の問は、わたしたちに新しい時をもたらします。
イエス様により、与えられる武器は、「愛」であり、「赦し」です。この神の武具こそは、「真理の帯、正義の胸当て、平和の福音、信仰の盾、救いの兜、霊の剣である神の言葉」への信頼の祈りです。
 悪魔に勝利する「偉大な力」、「武力によらず、権力によらず、ただわが(神の)霊によって」(ゼカリヤ4:6)の力です。より強力な相手を打ち倒す「世」の力によらず、神様との信頼を生きる力です。悪魔の持っていない、「キリストの愛―世に打ち勝つ勝利の力―(Ⅰヨハネ5:4)が真実の力です。「あなた方はこの世に倣ってはなりません。むしろ心を新たにして…」(ローマ12:2)見上げ与えられる力です。