156センチの視線

3月21日「継続の主」

 先週の月曜日、薬をいただきに病院に行きました。女性のお医者さんが担当でしたが、前回の採血により分かったことを教えてくれました。結果は最悪です。
 パスカルが言うように「人は目隠しをして断崖絶壁に走っている」とは、まさに私のことでした。運動不足と暴飲暴食のために、断崖絶壁まであとわずかだと分かったのです。主は、目隠しをして猛ダッシュしている私の耳元に、その情報を流してくださったのです。
 早速食事を見直し、火曜日から妻とともに弘前公園の散歩をはじめました。まず、妻に追いつけません。景色を楽しむ余裕もありません。「もうだめ〜」と弱音だけが出てくるのみでした。
 かつて、サッカーをしていた頃、持久力とスピードだけが取り柄だった私は、その両方を失っていたようです。単なるウォーキングでギブアップ寸前だったのは、ショックなことでした。
 2日経ち、3日経つと、最初のキツさが嘘のようです。主がお造りになった世界を、主がお造りになった身体だけを使って動く。主が与えてくださった空気をとてつもない機能を備えた内臓に取り入れ、とても気分が良いのです。
 継続力のない私は、今も継続して太陽を昇らせる主に、その力を与えてくださいと願うばかりです。