156センチの視線
1月30日「主の守り」
二年前、弘前市ではじめて新型コロナウィルスのクラスターが発生した時、ほとんどパニックのように対応が迫られました。教会の多くの方々がスマートフォンなどに切り替え、自宅での礼拝参加に移られました。現在、青森県は警戒レベルが引き上げられ、その時以上に感染者が増え続けています。当然、医療機関等は比べものにならないほどの状況にあることでしょう。
しかし、保健所からの度を超えた要求や、人々の過剰なまでの反応は薄らいできているように感じます。多くの人の中で、淡い期待を持ちながら「いつか、落ち着いたら、以前のように戻るだろう。」と考えていた方々も、「もしかしたら、もうこのままかもしれない。」という気持ちに切り替わりつつあるのではないでしょうか。今後、マスク無しの生活など、果たしておとずれるのでしょうか。
教会でも、早期にオンライン形式の礼拝を試みたことにより、いつでも移行可能である後ろ盾ができたことは幸いでした。そして、どちらの礼拝形式かを選ぶこともできる現状に多少の安心感があります。本当は礼拝だけでなく、聖餐式や愛餐なども始められればよいのですが、これは何らかの治療法が確立されるまでは難しいでしょう。
一刻も早く疫病が去るよう、主に祈る日々です。