156センチの視線

7月23日「主の憐れみ」

 先週、行く予定だった秋田の脇本教会の礼拝奉仕、それに続く秋田地区の修養会は大雨の災害により中止となりました。
 開催前、大雨が降り続く中で実行委員会の方々と電話で話しました。秋田楢山教会は前の道が冠水し、被災しているとのこと、また、それでも大丈夫な地域もあるから、開催しようというご提案でした。
 しかし、津軽から秋田への電車はすべて運休が決まっており、一緒に行くはずの西教会の方々は誰も参加できない状況でした。今まで多くの時間と労力を費やしてきた実行委員の方々を労いながら、私は講師として「一緒に行く方々がいないと、ほとんど伝わらないと思います。信徒が輝く、というテーマですからなおさらです。まして、被災された方々の真横で、みんなが気持ちよく、そして楽しくできるでしょうか。」とお聞きしました。
 結局、中止が決まった後、ホテルとの交渉になりました。キャンセル料です。通常であれば、前日でのキャンセルは80%だそうです。しかし、横手教会の戸井田先生が主に導かれて交渉を続け、なんと20%にまで下げていただけたのです。ホテル側の犠牲にも感謝しますが、主が憐れんでくださったのだと感じています。