156センチの視線
8月20日「証しする人生」
先週の火曜日、Kさんが韓国に到着しました。全国的に台風の影響がある中、8月18日の滞在期間内に無事に帰国することができたのです。
思えば、最初にKさんとお会いしたのは4年前、石澤先生の施設に入所されているときでした。当初から熱心な信仰者であったKさんですが、当時は様々な試練の中にあって、精神的にも肉体的にも限界のご様子でした。
すべてを失ってしまったKさんは、それでも主なる神との関係だけは絶対に切らないと、しがみつくように信仰を保ち、委ねることの素晴らしさを学ぶとともに、私たちにもそのことの大切さを教えて下さいました。何があっても大丈夫。これこそ、神が聖書全編を通して語っておられることであり、強制されたとはいえ、Kさんの生き方そのものになっていきました。
日本に引き続き滞在したいのに、どうしても帰国しなければならないと分かった時、Kさんはとても落ち着いていました。4年前であれば、どうなっていたことだろうと思うと、信仰のもたらす奇跡は絶大です。
韓国からの電話を通して感じられるKさんの口調は期待に満ちており、主に対する信頼で満ちていました。
これからもKさんを通して、主は私たちに信仰の素晴らしさを教えてくださることでしょう。