156センチの視線

12月17日「一つひとつ」

 アドヴェント第一週の礼拝後、教会でとれた柿―家内が干し柿にしたのを―礼拝出席者一同で、それはおいしくいただきました。ほかの方に御馳走できないのが残念でした。食べられなかった方は、来年…是非‼ 
教会の椅子が、幼いころの「マルコ(猫)」によってボロボロにされ、見るも無残な状態になっていたのを、真藤さんが、それは見事にカバーをかけてくれました。簡単に考えていた私の安易な考えとは全く違う、それは「プロ!」という出来栄えでした。長い時間をかけて、「ひとつひとつ」心を込めて修理してくれました。半分が見事に新しくなりました。
「ワー凄い!」と感動していると、何か変なのです。実は、ボロボロにされた椅子の背もたれの修理だったのです。が、修理してみると、今まで気が付かなかった、その他の無数の傷に気が付くことになりました。大きな破れを修理したら、小さな沢山の傷に気づくことになり、驚きました。
何かしら、自分の内なる姿が見えたような気がしました。「ひとつづつ、一つづつ」と心に刻む時となりました。素敵なアドヴェント、クリスマスのために祈りました。 石川