156センチの視線

3月31日「聖書の神秘」

 先週の受難週は、早天祈祷会をもちました。これまでは、十字架上で発せられた主イエスの7つの言葉を5つ選んで分かち合っていました。しかし、今回は十字架までの歩みを一つずつ選んで、エルサレム入城から金曜日の十字架に至るまでの主と弟子たちとのやり取りに焦点を当てて分かち合いました。
 朝のディボーションを一人でするのも大切なことですが、こうして数名で同じ箇所を読むのも素晴らしいものです。それぞれの視点によって与えられるメッセージは異なり、新しい発見がありました。
 朝早くからでしたが、娘も参加してくれて、素朴な疑問を投げかけてくれたり、感想を言ってくれたことで、聖書の深さを知ることができました。
 聖書は大事なことを繰り返して記す特徴がありますが、主が弟子の足を洗うため、腰に手ぬぐいをまく描写が2回繰り返されていることに娘が気づきました。腰に手ぬぐい。こんな読み飛ばして当たり前の箇所に注目し、何を言いたかったのだろうと考えることも楽しみの一つでしょう。
 みなさんはどう思われますか?もしかしたら、大いなる神秘が隠されているかもしれません。