156センチの視線
7月31日「使命をもって走る」
23日の土曜日、思い立って自転車で浪岡伝道所に向かいました。石川先生に謝儀と、牧師シャツのカラーを届けるため、という大義名分をもって、20kmを超える道のりに挑戦です。
まず直面したのが、強い向かい風でした。自動車にばかり乗っていて、風のことを忘れていましたが、下り坂でもペダルを漕がなければ進まないほどの風を受けて、激しく消耗しました。この大きな壁を前に、体力は奪われ、心には「引き返そう」という誘惑の声。しかし、この壁を前にして、使命をもっていることの大きさを実感しました。大げさかもしれませんが、これがなければ帰っていたかもしれません。
必死に走り終えた先で待っていたのは、石川先生ご夫妻の優しい笑顔と娘のはしゃぐ姿。そして、恵伝野園の絶景でした。それは天国のようでした。
人生という道のりを使命を与えられて走りぬき、エデンの園という、神と人が共に住み、悲しみも苦しみもない世界へ。
信仰の創始者であり、完成者であるイエス・キリストから目を離さず、走りぬいた先には、愛する人たちや、動物たちとの再会。「よくやったね」というキリストのねぎらいの言葉が待っているのでしょうね。