宣教

5月21日「恐れからの解放」

イザヤ43:1〜4 Iヨハネ4:18
 聖書の中でもっとも早く登場し、それを避けるようにと、何度も何度も神が命じられている良くないことがあります。それは「恐れ」です。
 神が祝福の約束をしていたとしても、喜びの約束をしていたとしても、その約束が効力のないものとさえ思ってしまうほど、私たちを弱らせ、祝福から遠ざけ、喜びを感じられない世界につなぎとめておくもの、それが「恐れ」です。
 人間関係、仕事、経済的な問題、家庭の問題など、先の見えない私たちに、神から与えられた本能としてのリスクマネージメント能力を超えて、過剰な「恐れ」を抱かせるもの、神はその幻想から離れるように命じているのです。実のところ、「愛せよ」という命令よりも、「恐れるな」という命令が多いのです。「完全な愛は恐れを締め出します」とあるように、イエス・キリストの十字架と復活によって示された神の愛を選び取るか、他を選び取るか。それは、「恐れ」から解放された人生を歩むか、「恐れ」を感じながら日々生活するか、の選択でもあるのです。残念ながら、多くの人は、後者を選んでいます。しかし、神はあなたを「恐れ」から解放し、愛で満たし、祝福したいのです。