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9月29日「汝ら今知らず、のち知るべし」

まるで夢を見ているような状態で過ごした先週一週間でした。教区には水村先生がおいでくださり、大いに励まされました。教区教会婦人会連合の会長は、最後の挨拶の折、涙をこらえて言葉に詰まっておりました。当初の企画段階では様々な困難がありました。実現は難しいかもしれないという場面に何度も遭遇しましたが、こうして夢に見た本質的な教会の姿を教区の方々が目にしたのです。
 また、金曜日からは鈴木秀子シスターが弘前へおいでくださり、土曜日の講演会も素晴らしいものとなりました。突然、シスターに壇上に上がって話をするようにと言われ、母の死が自分にとってどのようなものであり、そのことを通してどのように変化したかを語るように示されました。鈴木先生のお話を聞きに来た方々には申し訳なかったかもしれませんが、講演会の後、「あの話があったから、講演会自体が素晴らしいものになった。」と、恐縮していた私を励ましてくださいました。
 日曜日は洗礼式。川崎で初めて出会い、同じく母の死によって悲しみの中にいた方。良き伴侶が与えられ、今、神の愛の中にいます。たくさんの喜びと何とも言えない聖霊のもたらす涙いっぱいの洗礼式でした。
 汝ら今知らず、のち知るべし。まさにそのことを体験した一週間でした。