宣教

11月24日「神様の語りかけ」

ヨハネ9:1〜3
 神様は私たちに語りかけて下さるのでしょうか。旧約聖書ではモーセの召命は神の語りかけによって行われたことが記されています。兄たちによってエジプトに売り渡されたヨセフも、神様が見せてくださる夢によってその国の為政者に神の約束を示しました。新約聖書の「ルカによる福音書」には、祭司ザカリアがバプテスマのヨハネの誕生について主の天使の語りかけがあったことが記されています。救い主の母マリアにも受胎告知が天使ガブリエルによってなされたことが記されています。「使徒言行録」では、異邦人コルネリウスのペテロとの出会いの経緯は、主の幻によったことが記されています。使徒パウロは、ダマスコへの途上で復活のイエス様の声を聞き、回心へと導かれ、異邦人伝道の務めへと向かいました。
 このように神様は、信じる者(時には、未信者にさえも)に聖書の言葉は当然のことならが、幻や音声としての声、また夢や心に訴えかける内なる声など様々な方法を通して語りかけることが明確に記されています。これを神様の力の単なる象徴だと考えますか。今朝は、私が肉親の精神的な病について心が落ち込んでいた時、「神の言葉(聖書)」と「祈り」に本格的に取り組むように示されたことをお証しさせていただきます。