宣教
12月29日「信仰共同体の力」
マタイ2:14〜15
主イエスは特別な人でしょうか。そうではない、とも言えるし、そう、とも言えるでしょう。今日は、そうではない、部分に注目したいと思います。
イエス・キリストは人となった神です。ですから、私たちと同じく、赤ちゃんの時代もあったわけです。赤ちゃんですから、人の助けを必要とします。ひとりで食事をし、トイレに行き、勝手に寝ている赤ちゃんを見たことがあるでしょうか。それは、赤ちゃんではありません。主は、この世界でのご自身の歩みを完全に赤ちゃんから始められました。
主がご自身を委ねられたのは、ヨセフとマリア。夫婦という名のチームでした。そのチームの特徴は、信仰共同体であったということです。そこは、教会でした。日々に祈りがささげられ、御言葉が語られ、愛で満ちていました。しかし、考えてみてください。彼らは最初から最高の夫婦だったのでしょうか?
人は主とともに成長するものです。彼らも主とともにあって成長したのです。赤ちゃんがもたらすのは、その子どもの成長だけでなく、親の成長にもつながるものです。
成長途中の彼らがいつも聞き従っていたのは、ただ主の御言葉とその約束だったのです。
※ ビデオの音声が録音できていませんでした。申し訳ございません。