156センチの視線

3月1日「混乱の中で」

 新型コロナ・ウィルスの影響で、各地のイベントなどが延期や中止を余儀なくされています。JCMNのサミットも、日本全国をはじめとして、香港や周辺国からの方々の参加も予定されていたため、延期となりました。また、公立学校の休校要請もあり、混迷を極めています。
 そんな中、日本キリスト教団総会議長と総幹事の署名付き「注意喚起」が届けられました。37℃以上の熱がある場合は礼拝出席を控えること、礼拝堂の入り口に消毒用アルコールなどを備えること、礼拝中のマスク着用、握手禁止、聖餐式の準備や配餐時の消毒の徹底、礼拝後の食事の中止もしくは30分以内にすること、その他の集会やイベントについての開催を見直すように、と記されていました。
 先日、電車の中で咳をした人がいたところ、緊急停止のボタンを押した人がいたようです。あの人も感染者かもしれない、というように他者と触れ合うことが躊躇されるような動きが広がっているようですが、これが差別や争いの加速とならないように願うばかりです。
 教会として、この現実をどのように考えていくべきか、主の導きを求めています。